ハーレーの人気モデル ソフテイル
ハーレーの人気モデルの一つであるソフテイルは、そのいかにもアメリカンらしいスタイルが特徴で、リアサスペンションが見えないようにカバーされているフェンダーが特徴です。実はこのモデルができたのにはきっかけがあり、元々サスペンションが採用されていなかったハーレーがサスペンションを採用するようになり、一部の熱狂的なファンの中にはそのサスペンションを取り払って乗るカスタムをする人が増えたことから、そのサスペンションを隠してしまおうということでこのモデルができたとされています。
そしてこのソフテイルにはエンジンにも他のモデルとは違った特徴があり、それがツインカムBというモデルのエンジンなのです。このエンジンにはバランサーが搭載されており、よりそのエンジンの鼓動を感じられるようになった画期的なエンジンであるとも言われています。その雑音が取り払われた振動音は、快適ながらもより強いハーレーの息吹を実感することができるものとなったのです。
このモデルは非常に車体が大型で、日本人の体型にはやや不向きであるとされていますが、前足を置くステップの位置などを変更することで、快適に運転できるようになるため、自分の体にあったようにチューンナップして乗ることをお勧めします。
ハーレーの人気モデル コンセプト
アメリカンバイクの最高峰に君臨するハーレーといえば、大きさを強調したデザインが特徴ですが、これとは違う方向に進化したのが人気モデルの「スポーツスター」です。これは、第二次世界大戦後にアメリカに入ってきたイギリスのバイクに対抗するために開発されたモデルで、ファッション性の高さや乗りやすさを重視した内容です。
なお、このスポーツスターの中で人気ナンバーワンなのが、2011年にデビューした「XL1200Xフォーティーエイト」です。無駄なものをそぎ落とすBobberstyleをコンセプトにしており、ハーレーの主流モデルでは考えられないほどコンパクトにまとまっています。
ただし、現代の感性と古き良き時代のモダンテイストとが見事に融合しており、スタイリングの完成度は圧倒的です。さらに、元々はレースで勝つために開発されたスポーツスターのファミリーの一員ということで、軽くてパワーが有り乗りやすいと評価されています。
ちなみに、このXL1200Xフォーティーエイトの最新モデルは、フットワークを中心に大規模なパワーアップを実現しています。これにより、見た目の完成度に比べると非常に奇妙な乗り心地などと評価されるなどイマイチだった実用性が、大幅に向上しています。
LEDライトを目立たせるハーレーのカスタム
LEDライトを使ったカスタムというのはハーレーでもポピュラーなものになってきています。目立ち具合は夜であればどんなカスタムよりも上の場合もあります。もちろん安全性という面で通常のライトよりもLEDライトの方が前方を明るく照らすことが出来るので、郊外などをハーレーで運転する場合には非常にいいライトです。
LEDで飾る場合はエンジン付近を中心にして光らせるパターンが多いです。夜間に車体のエンジン部分を中心に光っている様子はかなり目立つこと間違いなしです。また光源もブルー系だけでなく、イエローやグリーンなどの様々な色から選ぶことが出来るようになっています。メーターを変更することも出来るので、全体を光らせることも可能になっています。
LEDカスタムはいろいろなオーナーが様々な写真をアップしていますから、参考になるようなものがあれば取り入れて見るのもいい方法です。特にハイテック系のバイクには似合います。
マフラーを交換してハーレー独特の音にする
ハーレーのエンジンを掛けたときに聞こえてくる音といえば、ガツン!とおおきな音が鳴り響くことを想定して購入される方が多いです。しかし、様々なカタログをみて、色々な店へ行って車種の実物をながめ、たくさんの人にはなしを聞き、ようやく手に入れた新車のハーレー。ワクワクしながら、はじめてエンジンを掛けたとき「あれ?思っていたよりもエンジン音が静か・・・」がっかり。
そんな時、思わず「あんなに時間をかけて選んだのに、エンジン音をチェックしておけばよかった。」「車種選びに失敗したのか?」「いやいやそんなはずはない。きっと音を響かせるためのエンジンの掛け方があるに違いない!」そんなことを考えるかもしれません。
しかし、安心して下さい。それはハーレーが悪いわけでも、エンジンを変えなければならないわけでもありません。また、音を響かせるためのエンジンの掛け方がある訳でもありません。実は、その答えはマフラーにあります。
初期段階でついているマフラーは、音がまったくしない訳ではありませんが、重低音はなく、とても静かなものが取り付けられています。また、音だけでなく車体から乗っている人に伝わってくる鼓動にも関係しています。
そこにあまりこだわらない方であれば、ノーマルのままで十分ですが、そこにこだわる方であれば、ノーマルのマフラーから市販で売られているカスタム用のパーツに交換をする必要があります。それにより、自分好みの独特なハーレー音を手に入れることができます。